もなQらいとの長文置き場

342 名前:もな兄@管理人 投稿日:17/08/30 12:59 ID:???
>(*゚ー゚)o様:手挽きミルだと均一な荒さに挽けませんから 使う量だけその都度機械で挽いたほうがいいのでは と素人考えを披露してみたりw
これ、もなみはコーヒー牛乳しか飲めないお子様なので私が代わりに答えます。
機械挽きだと熱がかかって香りが劣化するような気がします。
というのは冗談というか、どっかで読んだ本に大真面目に書いてあって大笑いした話。
実はサイフォン淹れの場合、均一でないほうがいいのです。

紅茶の場合、煮出しが少しでも足りないと香りも味も弱くなり、煮出しが少しでも多いと香りはともかく苦味が出ます。
そのため、茶葉の大きさをできるだけそろえて、全てが同じタイミングで煮出される必要があります。
一方コーヒーというのは不思議な物で、煮出しが少し足りないくらいなら味は弱くても香りは強くなり、煮出しが少し多いくらいだと味は強く香りは弱くなります。
特にサイフォンで煮出す場合はどうしても煮出しが強くなりがちで味はともかく香りは弱くなります。
そこで手挽きミルなのです。
手挽きミルの場合、挽かれた豆は均一ではありません。
この豆を用いてコーヒーを淹れると、同じ時間煮出しても小さいものは煮出しが足りなくなり大きいものは煮出しが多くなります。
つまり、香りと味の両立ができるのです。
そのかわり豆の挽かれ方が毎回異なるため、本当に美味しく淹れるためには偶然性が必要となります。
正直言って本当に美味しいと自信をもって言えるのは100杯淹れても1杯くらいで、そのへんがサイフォンを好む理由だったりします。
ちなみに機械挽きの場合は、半分を最初から入れて、かき混ぜる途中で残りの豆を入れると両立しやすいです。
#しまった!手挽きが趣味に過ぎないことを証明してしまった!

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