- 47 名前:しーる 投稿日:17/03/04 3:11 ID:sZ1hzVZ5W.
- たしか、歴史では以下のように学んだような気がします。
天動説は宇宙の中心が地球で、その周りを星々がまわっていて、たしかそんな図が教科書に載っていま した。そして、地球は板のように球形ではなく、世界の果てがあるとしました。
地動説はガリレオが、地球は自転や公転をしているため、星が動いているように見えると天動説を批判 しました。
ところで、相対性理論というとアインシュタインの相対性理論が有名ですが、 もともとガリレオの相対性原理に基づくものです。アインシュタインの相対性理論は 固定された観測者A1に対するもう一方の観測者A2の速さが光速に近い場合についての相対性原理な ので、ここでは日常生活での相対性原理についてのみにします。
日常生活での相対性原理は時間Tは絶対的なもので、固定されたA1とA1に対して等速Vで動いてい るA2が時刻を同じにセットしておけば、絶対に時刻はズレないものとします。 また、座標系をX座標のみで考えると、A1の座標をx1とすると、x2はx2=x1−VTとなるわ けです。要するにA1からみてA2が等速Vで動いてることを式で説明しただけなんですけど、まぁ相 対性原理はこんなものでそんなに難しい話ではないです。
では観測者が両方とも動いてる場合はというと、もなみ様の例のように50km/hでお互いに向かっ てきたら、電車の中で向かってくる電車を眺めている人すなわち観測者は静止しているので、100k m/hと観測できるのは当然の話ですね。ここでは電車の中の人が観測者になっていますけど、別に等 速であれば、自転車に乗ってようが、走っていようが、相対性原理では常にどちらか一方の観測者が静 止していることになります。
地球や星々はお互い自転やら公転やらで複雑な運動をしていますけど、相対性原理においてはあくまで も静止した観測者からみた相対速度に過ぎませんので、地球の観測者とどこかの惑星の観測者どちらか 一方の相対速度しか分からないので、たしかに相対性原理において地球を静止した場合のみ天動説は成 立しますね。だけどもう一方の観測者から見れば地球は明らかに動いているので、地動説が正しいので はないかと思います。
長文になってしまい申し訳ございません。言葉で伝えるのは難しいものですね。
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