もなみ９歳
〜Ｌｉｔｅ〜
| 2005年05月14日 |
ゆとり教育(後編) |
えっと。
昨日説明したとおり、「ゆとり教育」の目的は「子ども一人一人の個性や能力に応じた教育」であって、校内暴力やいじめとは直接的な因果関係はありませんー。
ただ、間接的には関係があると言えないこともないのですよー。
校内暴力やいじめに関して、昨日も使った教育白書から引用しますねー。
家庭や地域の教育力の低下がいじめ、不登校、青少年犯罪などの背景となっており、学校と家庭、地域が一体となって教育改革に取り組む必要性を強調している。
つまり、教育白書では校内暴力やいじめの原因は「家庭や地域の教育力」の低下にある、としているのですケド。
この「家庭や地域の教育力」というのが何なのかというと、具体的には教育庁報No.495にあるように「人に対する基本的な信頼感や倫理観、自立心」「他人に共感することや思いやりの心」「コミュニケーション能力や学ぶ意欲、思考力や判断力」といった「社会教育」を指しますー。
じゃあ、「家庭や地域の教育力」が何故低下したのかなのですケド、いわゆる受験戦争のせいで学力勉強時間が増大し、家庭や地域が子供に教育力を発揮する時間が取れなかったからという仮説があるのですねー。
家庭や地域に教育力を発揮してもらうためには時間が必要、でも今の学年要求学力のままでは時間が取れない、だったら学力勉強時間が少なくて済むように学年要求学力を下げ、授業時間も減らします、あとは家庭や地域に頑張ってねー、というわけー。
この趣旨自体は判らないでもないのですケド、だったら周辺環境も整えるべきなのに、そちらは昨日書いたとおり一切整備しなかったわけでー。
ここに「学校教育が悪い悪い言いやがって、自分で教育できるもんならしてみやがれ！」という逆ギレを読み取るのは、深読みしすぎでしょうかー。
ただ、そう考えると、もなＱは「ゆとり教育」の維持を訴える意見が相次いだにも関わらず「ゆとり教育」は失敗だったとして中山なりあき文部科学大臣様が謝罪した理由も見えてくるような気がするのですケドねー。
名無し様：当事者だが確かに"できる人間と"できない人間"の差が開いてるな
名無し様：家庭や地域でって言っても受験産業に儲からせて教育に資本主義導入するの？と言いたい。ゆとりとか言うまでもなくほっとけばそうなるんだから、あえて「ゆとり」とか言うってことはやっぱり確信犯かなー。
もなみ：訂正しましたーorz
名無し様：してみしてみやがれ！」という逆ギレ て、してみがダブってて関西弁みたいになってるｗ
名無し様：必修部分が少ないなら、雑学や寄り道話にあたるコーナーや記事がその分増やせてるはずでは？ て思うんですよね
名無し様：とりあえず、教科書が薄いことだけは納得がいきませんですね＞ゆとり教育
無様：＆↓x2「〜みただけど」Ｘ。「みたいだけど」ｍ（＿ ＿）ｍひらにひらｎ・・・
無様：↓「よとり教育」Ｘ。「ゆとり教育」○。ｍ（＿ ＿）ｍまことｎ・・・
無様：少年犯罪が増える原因とも考えられた「詰め込み教育」。何の思惑か「よとり教育」にすり返られ、で、誰が一番得したの？学力は統計的にも全体的に下がってるんでしょ？まあ、教員資質の見方もゆとりな時代みただけどｗ
名無し様：今からはガンガンやるってことかな。でも学力は下がったりして…。
名無しちゃん：ゆとり教育は全員がエリートレベルの勉強をしなくても良いってことだったのでは。そして、親は勉強できなくても評価されるとだまされたと
名無し様：前ちょっと調べたときにS50年代にも何か有ったのですが調べ方が悪いらしく見つかりませぬ･･･
ツインテール（エビ味）ちゃま：ゆとり教育世代とそうでない世代で学力テストは若干ゆとり世代が上回ったそうな・・・
うにゅ。様：ゆとり教育で”できる子とそうでない子との差”が大きくなってたのが、また差がへるって事ですかねぇ。
名無し様：ゆとり教育って、１万人の内１人でも日本に貢献する人間がいれば他はどうなってもいいっていう発想から生まれたんだと思ってた。根拠はないけどね・・・単に迷走中なだけかな。
絶dたん：風が吹けば桶屋が儲かる…結果的に遊ぶ時間が増えて学生にはありがたかったのかもしれないですねｗ
まさ茶様：勉強になったなー
もなみ：選挙のときそうだったのと、文部科学省のトップページのaltがそうだからですー。
(*ﾟｰﾟ)o様：なるほどー 考えさせられましたねー ところで中山成彬文部科学大臣様 と書かないのは読みにくいからですかねー
もなみ：どんまい！
名無しちゃん：ぎゃー↓誤送信ですー。「やっぱり寂しいですね」って打ちたかった。
名無し様：yappa
名無したん：くるもな見れないけどゲットー
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