もなみ9歳 〜Lite〜
2005年05月17日 |
ミッシングラング日本語(前編) |
えっと。
よく判らないところで、よく判らない人に会うということは、よくあることでー。
もなみは蛇神様とのコネで後楽園ホールまで某プロレスの試合を観にいったのですケド、そこでEちゃんに遭いましてー。
とういうわけで、今日はEちゃんから振ってもらったネタですー。
どんな話かというと、日本語は原始的文法じゃないだろうか、という話ー。
ただ、もなみもEちゃんも言語学者じゃありませんし、もなみの交友関係にも残念ながら言語学者様がいらっしゃいませんので、あくまで素人考えということを断っておきますねー。
言語の歴史を想像すると、ヒト以外の種族でも動詞だけの会話は存在するので、最初は「戦え!」トカ「見ろ!」トカ「注意しろ!」といった動詞だけのものだったのが、後に単語トカ形容詞が追加されて発展していったと思われるのですケド、その中間には絵画+動詞というものが存在していたのではないかと思うのですよー。
つまりイノシシの絵を描いて、「狩る」という動詞を発音することで会話を成立させていた時代がー。
そして、この絵画はイノシシの絵を描いて、そこに槍が飛んでいく絵を追加させるという形で発展したはずなのですー。
とすると、イノシシというような単語が発音されるようになっても、文法は絵画で描く順番と同じように「イノシシ、狩る」になるほうが自然なはずなのですー。
というのも、脳内でイメージする場合、まず「イノシシ」があって、次に「狩る」イメージが続くのが自然で、初めに「狩る」だけが来てもイメージしにくいでしょ?
これは「私」という主語が登場しても同じで、まず「私」を描き、次に「イノシシ」を描き、最後に槍かなんかを描いて「狩る」という関係を表現するはずでー。
脳内でも「私」をイメージし、「イノシシ」をイメージし、最後に「狩る」をイメージするほうが、「私」をイメージし、「狩る」をイメージし、最後に「イノシシ」をイメージするよりスムーズだと思いませんかー?
さて、日本語って先に登場するもの、つまり名詞が全て出揃った後で、それぞれの関係、つまり動詞が語られるという文法ですし、まだそれが無かった時代のように主語を省略することもできるわけでー。
これって、まさしく原始的文法そのものだと思うのですよー。
そういうわけで、古代では世界中で日本語と同じ文法(名詞が先に並び一番最後に動詞)が使われていたのではないかと思うのですねー。
日本語と同じような文法を使う言語は、今はほとんど残っていないわけですケド、もなQは、その考察を明日書きますねー。
似非専門家ちゃま:ふと思ったのですが,人類が言葉を獲得した順番と,幼児が言葉を獲得する順番は同じでしょうか? 無様:あ、↓似非専門家ちゃま。にゃみすでしたねw。日本語は何か影響されたんでしょうかね。先住民に(日本人の起源っていう定義自体に諸説あるのは承知ですが) 無様:身近に文字を残さなかったアイヌと言う存在がありますね。 似非専門家ちゃま:アイヌ語も文字がない言語として知られていますね。 もなみ:それはスルドイ指摘ですねー。ケルトなんか文字ありませんでしたからー。おかげであれはどんな文法だったかもわかりませんケド・・・。 名無し様:言語を話すのに文字のない文明ありますよ>表意文字 从|゚ ヮ゚ノリたん:昔は英語にも述語の前に目的語がくる文章も使われてたと聞いたことがあるですよ。 擬古態様:見知らぬ場所で示し合わせてもいない知人に逢うのはシンクロニシティだ!オレもコミケでよく逢う もなみ:名詞が後だったのは、それが目の前に存在し、指差して示すことができたからだと思いますー。動詞は抽象概念なので言語にしないと示すことができないのですよー。実際、鳥などが使用する言語?も「警告!」という動詞で、名詞ではないですし。 名無し様:表意文字だから絵から出来たはず・・・? 名無しちゃま:ひょう 名無したん:↓「先に」というのは、語順ではなくて発明の順序です。 名無し様:言葉より先に絵があったとは考えにくいのは私だけですか。動詞より先に名詞があってもおかしくないと思うし。 名無し様:朝鮮語なんて言語はないでしょ。一度漢語になったあと日本からの逆輸入なんだから。 似非専門家様:日本語の語源が不明とされるのは,文法の出自と単語の出自が異なるから,という理由もありそうです. 似非専門家様:なお,トルコ語は文法は日本語とそっくりですが,単語はまったく似ていません. 似非専門家様:朝鮮語・モンゴル語など近くの国の言葉より,トルコ語の方が文法的には近いです. 似非専門家様:日本語と同じような文法の言語は,朝鮮語・モンゴル語・トルコ語・ウイグル語・ウズベク語などいろいろあります. 名無したん:英語でも主語のない会話って頻繁にあるらしい(聞きかじり 名無し様:世界一習得が難しいのはやっぱり日本語なのかねえ。 名無し様:てか 英語を日本語の文法で理解できないのはその外人に理解する気が無いからです。気にせず日本語を使おう 春歌WildStyleたん:複雑かどうかはともかくとして日本語の文法の成り立ちが○○語圏とかいう分け方にはあてはめにくい(つまり文法の語源的に不明瞭な点が多い)という特殊な言語であるとは聞きました。 名無し様:日本人だから「私」「イノシシ」「狩る」の順番が自然に思えるだけではないかと。ガイジンに聞いたら「自然な順番」は変わるんじゃ? 名無したん:日本語は英語より複雑で、主語の有無で言葉の意味も変わります。 絶d様:例え文法が古代的でも日本語ほど自由に組替えたり省いたりしても意味が通用する言語は珍しいし、何より方言等で独自に略されたり進化している言語だと思う…例えば**ちゃんを**タンにして萌え度UPさせたりとかは日本語の素晴らしい所だと思うのですよ 名無しちゃま:ホモ・サピエンスでは、小さい子供同士から自動的に複雑な自然言語が生まれるはず。 閑々様:行動(狩る)→行動の対象(イノシシ)→行うもの(私)の方が自然な感じが… 名無し様:でも確か、世界の50%の言語が、日本語と同じ語順だとか聞いたことがあるような……。そうでない英語や中国語の、使用人数が圧倒的ではあるけれど 名無し様:動詞から話す私はどうしたら良い、と思って思わず落ち込んだ…ギャグじゃないんだギャグじゃ… もなみ:ところが、Eちゃんは幼少時を英語で過ごした帰国子女なのですよー。 名無したん:サピア=ウォーフの仮説が正しければ、脳内イメージそのものが既に日本語によるバイアスがかかりまくっているわけで。 うにゅ。様:赤ちゃんだと、”まんま。” 志村だと”後ろ後ろ!” 名無し様:面白い考え方ですね〜。そして見れないくるもなゲッツ しっぽ様:書いてるうちに… しっぽ様:1年間見てて得たのは、空想くるもなゲト 名無し様:つーか、動詞+名詞という考えが自然かと酔っている自分は思ったり♪ 名無し様:くるもながないとあんまり書き込みがない件について。
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