もなみ9歳
〜Lite〜
2005年06月22日 吼えペン最終巻の元ネタ
 えっと。
 昨日書いた記事で色々と言われて逆境に陥って、逆境といえば逆境ナイン、逆境ナインと言えば島本和彦先生、島本和彦先生と言えば・・・と続けて、前振り完璧!のつもりだったのですケド、思ったよりすんなり受け入れられちゃったみたいでー。
 むしろそっちのほうが逆境?というわけで、逆境と言えば(略)炎の漫画家こと島本和彦様の作品に、今は「新吼えろペン」に変わってるのですケド「吼えろペン」というのがありますー。
 さて、最終巻13巻の中で、編集者様が漫画家様と作品ごと他社に移籍というネタが描かれているのですケド、これの元ネタ知ってますかー。
 1992年末に、角川系列の編集者様が一斉に退職して主婦の友社様に移籍したという事件があったのですよー。
 事の起こりは角川春樹様と角川歴彦様の仲違いと言われていますー。
 だから、歴彦様が角川書店様を退職し、それを慕って角川書店様を辞められた編集者様と新会社メディアワークス様を設立したということになっていますー。
 これが事実かどうかは不明ですし、色々と疑問もあるのですケド、とりあえずそういうことにしておきますー。
 吼えろペンのモデルになったのは、恐らくコミックコンプの編集部様だと思いますー。
 吼えろペンで描かれたように、一斉に同時に編集者様が作家様と連載作品ごと移籍しちゃうという、常識的にも倫理的にも問題アリアリなことが実際に起こったのですねー。
 この難局に対してコミックコンプが取った手段は吼えろペンで書かれたのと同じですー。
 さて、この造反劇、その直後に角川春樹様がクスリで逮捕されたことから意外な展開を迎えるのですー。
 角川書店様が新社長に選んだのが角川歴彦様だったのですねー。
 そして角川歴彦様は驚くべきことに、この社長就任要請を快諾してしまったのですー。
 その結果、メディアワークス様は角川書店様と社長が同じになってしまったのですケド、さすがに角川書店様に大ダメージを与えて抜けた編集者様で作ったメディアワークス様を角川系列にするわけには行かなかったようでー。
 晴れてメディアワークス様が角川系列に正式に復帰したのは、ちょうど10年後の2002年だったとさー。

 ところで、もなQは角川春樹様が逮捕される1年ほど前に作家の平井和正様が「角川春樹からは神通力が失われた」トカそんな内容のデムパ発言をしてたのを知ってるのですケド、彼には予知能力があったのでしょうかねー。
名無し様:若造には歴彦氏の印象が「電撃文庫の声明文の人」くらいの印象だから困る。
名無しちゃん:ハリウッド俳優(笑)・W辺謙の白血病を治したとも<ハルキたんの神通力
名無し様:なるほど、メディアワークスと角川の関係は何となく分かってけど、詳細ははじめて知ったでし
名無し様:マル勝がひどいことに
名無し様:編集部丸ごと退社して後任に引継ぎが無かったら、新編集部と執筆者との連絡が出来ないので、実質連載を続けるのは無理っぽい気はします。と言って新雑誌で続きを、というのもアレですが。
絞り汁様:MFCの件、納得しました。
もなみ::「株式会社」として資本的に主婦の友社様の子会社でしたので、販社としての提携とは言えないと思いますー。
春歌WildStyle様:メディアワークスにそういう過去があったことを初めて知りまし;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
名無し様:主婦の友社に移籍なんかしてないですが。あそこは単なる販売元。要するに販社としての提携。
名無したん:トップをねらえ!NeXTGENERATIONはまだか
名無し様:昔コンプティークにイラスト送ってたなぁ・・(遠い目)
名無し様:そういえば、当時コンプティークで連載していた「リスティス」が電撃王に移ってしまい「何故?」と思ってました。そういうことだったんですね。
TT-TT様:リアルタイムで読んでたので懐かしいです(つω`)<角川系列
名無し様:「編集王」にもそういうエピソードありましたね。
もなみ:元ネタが角川事件にあると考えられる理由についてMFCのほうへ書いておきますー。
kz405たん:む〜青林堂を思い出した、俺は年寄りか・・・・
絞り汁様:2001年6月にエニクスの月刊ガンガン編集部が連載作家連れて離脱。新会社のマッグガーデンを設立し、新雑誌月刊ブレイドを立ち上げたって経緯があります。そちらのほうが元ネタだとおもってましたー。
ののの様:くるもなが見たかった

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