もなみ9歳 〜Lite〜
2005年07月12日 |
ネガティブクエスチョンの罠 |
えっと。
先日の「頭の良い人」に想定の範囲内で反響があったようですー。
そういうわけで、今日はネガティブクエスチョンについて、ちょっと書こうと思いますー。
ネガティブクエスチョンには2種類がありますー。
一つは自己診断による自己啓発を目的とするネガティブクエスチョンー。
そして、もう一つは他者診断による自己優越を目的とするネガティブクエスチョンですー。
上の方は説明不要だと思いますので、下のほうだけ説明しますと、これは自分に対するチェックシートとして用いるのではなく、他人に対するチェックシートとして使用し、自分が優越感に浸るために用いる目的で作られたもののことですー。
この二つは区別がつきにくいように見えて、実は簡単に区別することができますー。
というのも、SPIやEQなんかもそうなのですケド、自己啓発を目的とするものは、絶対肯定の質問はせず、部分肯定の質問しか行わないという特徴があるのに対して、自己優越を目的とするものは、絶対肯定の質問が多いという特徴があるからですー。
例を挙げて説明しますと、たとえば「説教」という項目に対して、自己啓発の場合は「つい道徳的説教をしてしまうことがある」トカ「どちらかというと道徳的説教をしがちである」という表現を用いるのに対して、自己優越の場合は「道徳的説教しかしない」トカ「道徳的説教ばかりする」というような表現を用いますー。
これ、ちょっと考えれば判りますケド、上司トカ教師トカ親といったシャカイテキ立場上、部下や生徒や子供などの特定の人に対して行われる場合はあっても、特殊な宗教家トカじゃない限り世の中に24時間ひたすら道徳的説教しかしない人トカ道徳的説教ばかりする人なんてありえないのですよー。
だから、「道徳的説教しかしない」というチェックに対して、少量であろうとそうじゃないこともあるのが普通ですから、自らチェックすることはないのですねー。
ただし、特定の人が他者を評価する場合は、たとえそればかりでなかったとしても、その傾向が高いというだけで「あの上司は道徳的説教しかしない」と思うことはあるわけですー。
さて、もなみが頭の悪い人の話し方チェックシートについて2回に分けて説明した理由が、そろそろ判ってきたのではないでしょうかー。
前編で説明した弱い否定系というのは逆から見た言い方で、イコール絶対肯定の項目。
まさしく自己優越を目的としたネガティブクエスチョンの典型例なんですよー。
実際、その比率に差こそあれ、あそこで書いた「自慢したり自虐したり自分のことを話したり他人のことを話したり、道徳的説教をするかと思えば妙に背徳的だったり、強がりを言った次の瞬間には弱音を吐き、おべっかを言ったりこきおろしたり、ケチをつけたり寛容だったり、済んだことを蒸し返すこともあれば忘れることもあり、妙に勘ぐるかと思えば気づくべきことに気づかなかったり、理想論と現実論をごちゃまぜにする」って、頭の良い人のしゃべり方なんかじゃなくて、単に普通の人のことを言っているだけで、これに当てはまらない人のほうがレアなんですよねー。
こういう自己優越系のネガティブクエスチョンで他人をチェックしたりしちゃうと、かえって自己啓発を阻害することもありますので、気をつけましょー。
とりあえず今回の件に関しては、本当に頭の良い人なら、項目なんか見なくてもタイトルが「頭の悪く見える話し方」でなく「頭の悪い人の話し方」という点だけで、自己啓発系でない自己優越系ネガティブクエスチョンということが見抜けるはずだと、もなQは思ったりー。
名無し様:自己啓発にしろ自己優越にしろ「ネタ」ってことには変わりないかも。この場合だと、話す内容についてはどうでもいいってのが大体おかしい。何にも思わない人と何となく面白いと思う人、不快に思う人がいるだろうね。 空き都〜様:最終回が桃の節句だったっけ? にゃ様:あんみつ女臣の主題歌でしたっけ? 名無し様:くっくっくっくっ・・ じおこ様:クエスチョンと聞いて、おにゃんこクラブの歌を思い出したのはじおこだけでしょうか? w 空き都〜様:ここは穴を掘って叫ばねばなるまい「大さまのミミは・・・(甲高い投下音と爆裂音)」 TT-TTたん:くるもなハッキリ見える〜 あー窓の外にも大きなくるもなが〜あはははははは〜,(((っ´ヮ`)っ ~ ゜ もなみ:頭の良い人にはくるもなは見えないのですーw 名無し様:心にバクダン抱えた人にしか見えないのですょ(*´∀`) にゃちゃま:心の綺麗な人にしか(ry・・・・しつこいか・・・ 名無し様:くるもなみえないよー
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