もなみ9歳 〜Lite〜
2005年10月20日 |
お守りの起源 |
えっと。
今日はお守りの起源について書こうと思いますー。
ただ、お守りそのものになってしまいますと、これは一体いつごろから起こったのか判りませんー。
というのも、それこそ卑弥呼の時代で既に宝石などをお守りとして身に付ける風習があったと言われていますし、もっと言ってしまうと古墳時代の埴輪や勾玉ですら一種の呪術的お守りと思われるからですー。
ですから、ここで言うお守りとは、あくまで現在のお守り、つまり錦袋に入ったお札という形でのお守りの起源になりますー。
このようなお守りのルーツを調べてみると、どうも平安時代の陰陽道に繋がるみたいなのですよー。
ブームは去ったとはいえ知っている人も多いと思いますケド、陰陽道においてよく使われる小道具に護符というのがありますー。
伝説ですと式神を操ったりするのですケド、陰陽道の護符は基本的には災厄除けであり魔除けでしたー。
そして、ヤマトタケル伝説ではありませんケド、この手の魔除けは身につけていないと効果を発揮できませんー。
つまり護符は肌身離さず持ち歩かなければならないのですケド、だからといって剥き出しのままにしておくわけにも行きませんから、小さな袋に入れて首からさげるようになりますー。
実際、平安時代末期には綾錦で作られた錦袋が誕生し、それを首からかけるというスタイルが完成していましたー。
さて、陰陽道は室町時代あたりから民間に浸透するようになり、このあたりから神社でもお札を取り扱うようになりましたー。
このときにお札は一時的に退化し、お札を紙袋に包んだものとなりますー。
もっとも、袋に入れて首からかけるというスタイルには変わりがありませんでしたー。
これがもう一度錦袋に戻るのは江戸時代中期と言われており、そのときに首からかける風習も完全消滅し、今の錦袋+お札を身に付けるというスタイルとなるわけですー。
まー、そんなわけでお守りの錦袋+お札というスタイルは、ここ300年近く変化が無かったのですケド、今年になって新しい形に変わったみたいですー?
名無し様:中学まで首からぶら下げてましたー 名無し様:何にでも神が宿っちゃう日本人の宗教観って素敵ですね。 うにゅ。様:ビックリマンのお守りを(略。orz 名無し様:寺社でのバイトで段ボール一杯に詰め込まれたお守りを見るとありがたみが薄れます。 名無し様:メリヤス・ステテコ・腹巻(ラクダ)で草履はいて、首から錦袋のお守りってのはあったような?>完全消滅 名無しちゃん:本当にいろんなものがでるなー。えびふりゃしかり寿司しかり ヨシミ22歳たん:神田明神のITお守りで今日もヨシミ22歳は安泰です。気は心というか。 名無し様:高くないですか? 名無し様:3ま げと にゃぴょん:2げと 名無し様:くるもなげとー。本当に復活してたのか。
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