もなみ9歳
〜Lite〜
2005年12月15日 国際特許
 えっと。
 耐震強度偽装問題ですケド。
 なんか、毎日のように偽装が見つかって対象の建築物が増えていっているみたいでー。
 でも、もなみが何か書こうにも既に書かれまくっているので今さら後だしじゃんけんするつもりはありませんので、ちょっとずれたところを書こうと思いますー。
 ZAKZAK様の記事「内河チルドレン300社“国際特許"A工法売り文句」からー。
 この記事の中で、特許庁様の言葉として「特許とはそれぞれの国の法律によるもので、国際特許取得という言葉はない」というのがありますー。
 これは本当でしょうかー?
 特許を認めるか認めないかは各国が独自に決めることで、統一的な特許管理組織みたいなものは存在しませんー。
 つまり特許というのは日本やアメリカといった国ごとに取得されるものとなっていますから、「国際特許」というものは存在しないのですー。
 でも、「国際特許出願」は可能ですー。
 存在しない国際特許をなんで出願できるんだ!と思われるでしょうケド、可能なんですよー。
 ちょっと説明しますねー。
 上に書いたとおり、特許を認めるか認めないかは各国が独自に決めますので、何かを発明して、それの特許を取ろうとしたら、色々な国にいちいち特許出願しなければならないということになってしまいますよねー。
 それでうっかり漏れた国があって、その国で誰かがパクって特許取ってしまったりしたら困ったことになりますー。
 そこでPCT制度というものがあるのですー。
 PCTとはPatent Cooperation Treatyの略で、日本語では「特許協力条約」と訳されていますー。
 多少語弊はありますケド簡単に説明してしまいますと、PCT加盟国から出願すれば、自動的に全てのPCT加盟国に出願をしてくれるという制度ですー。
 そういうわけで、国際特許というものは存在しませんから「国際特許(を)出願」することはできませんケド、このPCT制度を利用すれば、「国際(的に)特許出願」することは可能というわけー。
 同様に「国際特許(を)取得」することはできませんケド、PCT加盟国全てで特許が認められた場合、「国際(的に)特許取得」したというのは、間違った言い方とは言えないでしょうねー。

 そんなわけで、もなQは久しぶりに知財権がらみのネタを書いてみましたー。
(*゚ー゚)o様:繰り上がりDちゃんの清書ミスなら納得ですねw
もなみ:それはもなみが間違えたからですーw
(*゚ー゚)o様:ところで なぜ PCT と略さずに PTC と略すのでしょうかー
ア(ry様:ワクワクキタイアゲ
名無し様:復活おめですー
olo様:復活おめでとうございます。m(_ _)m
せの字様:↓毎度ながら当方(;;
誰か:復活おめでとう〜 これからも毎日更新がんばっ
もなみ:御指摘ありがとうございますー。修正しましたー。
名無し様:御幣?語弊?
名無したん:慰労獅子・・・しし・・・Cちゃんの事か?
炒めごはんたん:それと…、復活おめでとうございます><
炒めごはんたん:やっぱり知財権といえばもなみちゃんですねー。勉強になります。
(*゚ー゚)o様:PTC出願ですべての国にチェックマークをつける企業や個人様ってどのくらいいるのでしょうかねー
gunおた様:再開を喜んでしかもくるもな!とおもったら最凶か・・・たしかに運が良いの・・・か?
名無しちゃん:くるもなげっとー.最近運がいいー.けど占い凶ー.

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