もしもボックス考 もしもボックス関係の質問が増えている。
たしかにもしもボックスは便利すぎるアイテムだし、矛盾も多い。
極端な話、もしもボックスさえあれば他のアイテムは全て代用できる
おまけに国会なんちゃらというアイテムのように解散することもない。

しかし、もしもボックスはあまり使われない

何故だろう。
もしもボックスはあまりに強力なアイテムであるがゆえに何らかの制限がかかっていることがまっさきに思い浮かぶ。
このとき我々はもしもボックスが電話ボックスの形をしていることを忘れてはならない。
もしもボックスはその原理(もしもボックスと量子論参照)を考えると物凄い費用が発生するのだ。
この費用はなんらかの方法で回収する必要があることが考えられる。

そう、もしもボックスには時間あたりの金額が設定されているのだ。

ドラえもんの世界における金銭レートは不明な点が多い(例えばのび太が食べた未来のおかしに膨大な金額が請求されたにも関わらずのび太の子孫のこずかいは現代のレートとほぼ同じである)のだが、恐らくなんらかのレートによる金額がかかっているのだろう。

あるいは年間契約かも知れない。

一年でどのくらいの時間まで使用可能という契約である。
なるほど、これならまさしくボックス買いである。

また、もしもボックスには、別の見方もできる。
もしもボックスはいまだかつて大人が使用者となったことがないことに注目しよう。
クリスマスの日にボランティアがサンタクロースの格好をして子供たちにプレゼントするということがある。

つまりもしもボックスは実は子供たちの願いを適える未来のボランティアによる壮大なプレゼントということである。
未来の世界では今以上にボランティア活動に熱心なことが考えられるのでこの仮説も決して否定はできまい。

なんにせよもしもボックスの持続時間は短い。
よって他のアイテムと同じような使い方はできないのである。


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