2000/03/02
れいの話
この前書いたS氏の幽霊館の話が一部で評判だったようですので、その関係から。
私は幽霊なんか信じませんし、霊の存在も信じていません。ただし、科学では説明のつかない怪現象に関しては科学的ではないという理由で否定するほど科学を盲信してもいません。実際、私は何度も怪現象に遭遇しています。
本来、怪現象とか霊現象なんてものは、信じている人にしか訪れないものなんですが。信じているから訪れるのか、訪れるから信じるのかとか言われるとわからなくなりますけれど。
例えば、こっくりさん。実は中学時代にこっくりさんが流行りまして。あんなものは、所詮、誰かが意識的に動かしているか、全員の無意識の総和で動いているかなんですが、何故か私が部屋にいると、まったく動かない。そういうことが何度かありまして。初めは何で動いたり動かなかったりするんだろうと不思議がっていたんですが、あるとき、私が部屋に入った瞬間に止まってパニックに陥ったことがありまして。お前のせいだ、そういえば以前も、なんてことになってしまったりしたわけです。まあ、これも当時の私は霊を信じない派の筆頭みたいな存在だったですから、疑心にとらわれてこっくりさんが成立しなくなったんでしょう。一応、その手の人に聞くと、どうも私は禍つ神の一種だそうで、道理でフリーライターのKさんの娘(孔雀明王の生まれ変わりと言われている)と相性悪いわけです(笑)。
まあ、枕元に変なものに立たれたり、夜中に胸の上に変なものに乗られたりなんてのはよくある話です。こんなものは錯覚か金縛りの一種に過ぎないと私は思っているんですが。まあ、さすがに祖父が死んだ時に立たれたときはちょっとやばかったですが、所詮は確率ですからね。高校の時に毎日金縛りに遭っていたことは書きましたが、あのころの私はだいぶ精神的に錯乱していたらしく、金縛り中に部屋の中を飛び回るピクシーを見ました(笑)。それで模様替えしたんです。どうも配置が精神的によろしくなかったようで、模様替えしたらそれ以来金縛りに遭わなくなりましたね。
ま、そんなこんなで、私は実際に霊的現象には遭っていますが霊現象には遭遇していませんから、本当に霊現象に遭遇すれば考えが変わるかもしれませんが今のところは霊を信じてはいません。


 

Topへ